会社の懇親会は、普段他の部署で仕事をしていて顔は知っていてもちゃんと話すことがなかった人と情報を交換しあったり、今後の会社の方向性なども話し合える貴重な場としてしばしば行われる会です。
そういった懇親会では、どのような服装で参加するのが望ましいのでしょうか?
特に男性は日頃はネクタイ姿のスーツで働いていますので、そのままでも良いような気がしますが、話をしたことがない社員とも顔を合わせるので普段のスーツ姿では普段と同じで印象としては返って薄くなる可能性もあります。
同じ会社で同じ仕事をする者同士として、新陸を深めるためにも堅苦しいスーツよりもカジュアルな服装で自分らしさをアピールするのも大事なことだと思います。
そこでここでは、会社の懇親会で着ていく男の服装はどのような服装で決めれば良いのか?
また、お洒落に見える服装や懇親会の場所がホテルの場合の服装、服装で注意する点などもご紹介していきたいと思います!
会社の懇親会の服装 男性がお洒落に見えるのはコレ!
会社の懇親会で男性が着ていく服装は、普段のスーツとは違ったカジュアルな服装が堅苦しくなくて良いと思います。
カジュアルといってもあまりラフな格好になりすぎないビジネスマンとしての要素も残したファッションが良いのではないでしょうか?
【ビジネスカジュアル ジャケパンコーディネート】
◎グレンチェックテーラードジャケット×デニムシャツ×黒パンツノーネクタイスタイル
ネクタイがなくても全体にスッキリして清潔感のある印象ですね。
革靴でビジネス要素がありつつ、トートバックで堅くなりすぎない程よいコーディネートになっています。
◎グレンチェックテーラードジャケット×ネイビーシャツ×ベージュスリムパンツ
グレンチェックのジャケットとベージュのスリムパンツでカジュアルさを出しつつ、ネイビーシャツでグッと引き締まった印象になっています。
ジャケットとパンツが淡い色の時は、中に着るシャツはネイビーや黒を着るとギュッと引き締まりますね。
◎ネイビーウインドウペンチェックジャケット×ストライプボタンダウンシャツ×ベージュパンツ
シャツとパンツが淡い色なら、今度はジャケットとベルトと革靴は濃い色で引き締めて全体にスマートな印象にしています。
ジャケットを脱げば、そのまま友人にも会いに行けそうなラフなファッションに早変わり!
懇親会後に予定がある時に使えそうですね。
◎グレーカーディガン×無地カーディガン×白シャツ×ベージュパンツ
ジャケットや白シャツ、ベージュスリムパンツに、ネイビーのカーディガンでラフさと引き締め感を併せ持ったファッションです。
カジュアルジャケットなら、ネクタイがなくてもビジネス要素が十分に出せますし、それでいてカジュアルで堅苦しさを緩和させられるので、ホントにお洒落で便利なファッションだと思います。
会社の懇親会の服装でホテルが会場の場合はどんな服装が良い?
会社の懇親会がホテルで行われるとなると、会社の全社員が参加するかなり規模の大きい会になりますね。
ここでもカジュアルな感じで問題ありませんが、ホテルという場所柄に合わせて靴は革靴が必須です。間違ってもスニーカーでは行かないように気を付けましょうね。
【スマートカジュアル ジャケパンコーディネート】
◎ネイビーテーラードジャケット×ストライプシャツ×ドットネクタイ×千鳥格子チェックスラックス
ジャケットの下のニットをVネックではなく丸首にすることで、ビジネス要素を抑えた親しみやすい印象にしています。
場所がホテルでもレストランだったり、ちょっとしたパーティーをするならスーツでは堅苦しすぎるので、どこかにカジュアルさが出ていると逆に好印象だと思います。
◎ヘリンボーンチェスターコート×タートルネックニット×ブラックパンツ
ヘリンボーンのコートはコートですが見た目はジャケットのようなデザインなので、着たまま立食パーティーなどに参加しても違和感ないですね。
ネイビーのタートルネックと黒のパンツで、キュッと引き締まった印象です。
◎ネイビーテーラードジャケット×テラコッタビッグシルエットニット×ギンガムチェックシャツ×ベージュパンツ×トートバック
テラコッタのニットがシックになりすぎないゆったり感を出して、落ち着いた印象にしています。
ソファに座って会話する時は、ジャケットを脱ぐとより落ち着いた雰囲気で会話ができそうですね。
◎ネイビーテーラードジャケット×テラコッタカーディガン×ベージュパンツ
全体にシックにまとめたスタイルですが、テラコッタのカーディガンでワンポイント置いてるところが、印象も明るくしています。
◎ネイビージャケット×黒セーター×サックスシャツ×グレーチェックパンツ
グレーのチェックパンツでカジュアルさを出しつつ、ネイビージャケットと黒セーターにちょっと覗くネクタイがビジネス要素も出しています。
会社の懇親会の服装で男性が注意すべき点は?
これまで会社の懇親会で男性が着る服装のおすすめや、ホテルに着ていく服装もご紹介してきました。
どちらの服装もポイントは、「堅苦しくなり過ぎない」ことと逆に「カジュアルになりすぎない」というところがポイントだったと思います。
全体に引き締まった服装でもニットでゆったり感を表現したり、全体に淡い色合いの中にネイビーのシャツで引き締め感を出したりと、どちらでもここはお好みで選んでも良いと思います。
ただ、場所や懇親会の形式によってはビジネス感を強めに出すかカジュアル感をメインにするかが変わってくると思います。
例えば、懇親会の形式が春の新卒入社内定者の懇親会だった場合は、殆どが初顔合わせの人ばかりです。
しかも場所がホテルでとなると、内定者に招待状などで参加を募ると思います。
その中の項目で、「服装=軽装で」とか「平服で」などのそれほど改まった服装でなくてもいいですよという旨の項目があると思います。
これは、解釈の違いが多々あるかも知れませんが、わざわざ「軽装で」とか「平服で」と書いているのにはやはり意味があって、まったく普段の格好でいいよという訳ではないんですね。
それならわざわざ平服でとは書かないと思います。
その「わざわざ」書くというところに意味があるのですね。
どのような意味かというともう答えが出てしまっていますが、「まったく普段の格好でいいよという訳ではない」です。
しかも場所がホテルならなおさらです。
これから一緒に働くことになる人たちとの初顔合わせ、どんな人達なんだろうと期待と不安がありますよね?
そんな気持ちで行って、みんながまったくの普段着でちょっと見たら通りすがり風な格好だったらどう思いますか?
「え?この人たちと一緒に働くの?」ってなりませんか?
改まった格好で行った自分が場違いのような気さえしてくる服装では、印象もあまり良くないと思います。
まあこの辺は、常識をわきまえた人であればホテルでの懇親会で、そんなまったくの普段着では行かないと思いますが、つまりはそういうことなんです。
解釈としては、「結婚式のようなドレスアップしたフォーマルな格好でなくていい」ということですね。
ホテルではあるけど、それほど改まらなくてもいいですよということです。
この辺の解釈が出来ていないと、本当に場違いな服装になってしまいますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
会社の懇親会で着ていく男性の服装のポイントは、「ビジネス要素とカジュアル要素のコラボ」とでも名付けましょうか。
場所や懇親会の形式によっては、ビジネス要素を強めに出したり、逆にカジュアル要素をメインにしたりと自分のセンスでコーディネートしてみてください。
それほど変わったファッションセンスでない限り、場所にそぐわない服装にはならないと思いますので安心してやってみてくださいね。
ちょっとお洒落な感じがあるとどちらでも印象は良いと思いますよ。